何か国家資格をひとつくらい取ってみたいなと思い、比較的手軽に挑戦できそうなITパスポートを受けることにした。
私も一応Webライターの端くれ。AIが一気に普及して、ChatGPTだClaudeだと言っている時代なのだから、IT関連の資格をひとつくらい持っていても損はないだろうと思ったからだ。
で、受けてみたら見事に落ちた。
2回目で合格できたものの、世間では比較的簡単といわれている試験に落ちたのは、まあまあショックだった。
ということで今回は、物覚えが悪くなってきた中年がITパスポートに一度落ち、そこから何を変えて合格したのかを書いておく。
すでに一度落ちてへこんでいる人や、これからITパスポートを受けようとしている人の参考になれば幸いである。
過去問道場からは5〜6問しか出ない

いきなりだが、本番で過去問と同じ問題が出るのは、多くて5〜6問くらいだと思っておいたほうがいい。テキストに書いてないような問題が割と出る。
もちろんITパスポートはCBT方式なので、出題内容は受験者ごとに異なる。過去問に近い問題が多く出ることもあるし、私の体験だけで傾向を断定することはできない。
それでも「過去問をぶん回していれば受かるだろう」という甘い考えで臨むと、痛い目を見る。
実際に二回受けた印象では、過去問そのものより、最新シラバスで追加された用語や考え方を問う問題が多かったように思う。
使った教材と勉強時間
私が使ったのは「いちばんやさしいITパスポート 絶対合格の教科書」と「かんたん合格ITパスポート過去問題集」の2冊だ。
「いちばんやさしいITパスポート 絶対合格の教科書」は初心者向けでAmazonレビューの評価も高いが、最新シラバス系の内容はカバーしきれていない。一方で「かんたん合格ITパスポート過去問題集」は冒頭で新しい用語や論点をまとめてくれており、実際にそこから数問出た。
勉強時間はトータルで80〜90時間ほど。基本はテキストを読んで過去問を解き、分からないところをまたテキストで確認するの繰り返し。
私は計算問題が壊滅的に苦手なので、頻出だけ押さえて、それ以外は飛ばした。
ITパスポートは出題範囲が広い。
苦手な一問に時間をかけるより、覚えれば取れる問題を増やすほうが私には合っていた。
落ちた後にやったこと|次回試験即申込み&シラバス対策
んで、前述した戦略を実践していたら落ちたわけである↓

分野別ではすべて300点を超えていたが、総合点は560点。全体的に知識がうっすら足りていない。
傷心中の私がまずやったのが、次回試験の申し込み。会場は埋まりやすいので、受け直すなら早めに押さえておいたほうがいい。
次に取りかかったのがシラバス対策。
前述したとおり、本番では最新シラバスからの出題が多いと感じた。そこでIPAが公開しているシラバスのPDFをAIに食わせて、自分専用の問題サイトを作ってみた↓

これが功を奏し、二回目は「見たこともない」と感じる問題がかなり減った。運もあるとは思うが、知らない用語を減らすにはかなり役立ったと思う。
あとはひたすら過去問道場とテキストの往復。
曖昧な部分は自分の言葉でノートに書く。
このやり方を続けるうちに、なんとなく覚えていた問題も確実に正解できるようになっていった。
YouTubeはほぼ見なかった

YouTubeはほぼ利用しなかった。
ITパスポートの解説動画はかなり多いし、計算問題なんかはテキストより動画のほうが理解しやすい人もいると思う。
ただ、私は一度落ちたことで焦っていたこともあり、じっくり動画を見ながら勉強する気にはなれなかった。
なので二回目の勉強では、ほぼテキストと過去問だけで進めた。
計算問題も捨てた

テキストで「頻出」とされる計算問題、たとえば損益分岐点や自己資本比率の求め方などは最低限勉強したが、それ以外は捨てた。
2進数なんて、何度やっても分からん。
理解できない計算問題一問に30分使うより、覚えれば答えられる用語を10個増やしたほうが、私の場合は効率がいいと割り切ることにした。
結果は655点で合格

2回目の結果は655点。1回目の560点から95点上がり、なんとか合格できた。
正直、あれだけ勉強して655点か、とは思ったものの、合格は合格である。素直に嬉しい。
2回目までにやったことをまとめると、こんな感じ↓
- 過去問道場とテキストをひたすら往復
- 曖昧な部分は自分の言葉でノートに書く
- シラバス中心の問題サイトをAIで作る
- 頻出以外の計算問題は捨てる
曖昧だった部分を徹底的に潰し、試験を受けて足りないと感じたシラバス知識はAIの力で補った。
結果、1回目より95点上がったという感じだ。
最後に

以上が、物覚えが悪くなってきた中年が、ITパスポートに一度落ちてから合格するまでにやったことである。
ITパスポートの合格体験や勉強法については、他にも参考になる記事がたくさんある。
人によって覚えやすいやり方は違うと思うので、いろいろ試しながら自分に合う方法を探してみてほしい。
私のやり方も、そのうちのひとつとして参考になれば幸いである。