- やりたくないリストってなに?
- リストなんて作って効果はあるの?
- なんで「やらないこと」を書くの?
こんな悩みを抱えているなら、「やりたくないことリスト100」を作ってみるのがおすすめだ。
結論からいうと、やりたくないことを書き出すだけでも、日々のストレスはかなり減らせる。
自分が何を嫌がっているのかが見えると、避けるべきことと、優先したいことがはっきりするからだ。
この記事を読んでほしい人
- 毎日なんとなくストレスを抱えている
- 「やりたいこと」が見つからずモヤモヤしている
- 自分に合った人生を歩みたい
今回は、やりたくないことリスト100を書く意味と、書いた後の使い方をまとめる。
自分の人生を一度スッキリ整理したい人は、ぜひ参考にしてみてほしい。
やりたくないことリスト100の例から、自分に合うものを探そう
いきなり100個書こうとしても、なかなか思いつかない。そんなときの参考に、仕事や人間関係など、10の分野に分けて記入例を100個用意した。
全部に共感する必要はない。「これは自分も嫌だな」と感じたものだけ拾って、自分の状況に合わせて書き換えてみてほしい。
たとえば、飲み会そのものが嫌なのか、帰る時間を自分で決められないのが嫌なのか。同じ出来事でも、引っかかる部分は人によって違う。
ここに並べたのは、書き出すための例である。私自身のリストは、後ほど紹介する。
仕事で避けたいことを考えよう
- 仕事を終えても、周りが帰らないという理由で残業したくない。
- 休日まで仕事の連絡を気にして過ごすのは嫌だ。
- 質問しただけで怒鳴られる職場では働きたくない。
- 何を評価されているのか分からないまま働くことに抵抗がある。
- 引き受けた仕事を、相談もできず一人で抱え込みたくない。
- 意味を説明されない会議に、毎週何時間も使うのは避けたい。
- 頑張る人にだけ仕事が集まる状態には納得できない。
- 有給休暇を取るたびに、申し訳なさを感じたくない。
- 興味のない仕事だけで、一日の大半が終わるのはつらい。
- 断るのが怖いという理由だけで、無理な納期を受け入れたくない。
人間関係で無理していることを見つけよう
- 悪口に同意しないと仲間外れになる関係は続けたくない。
- 会うたびに否定される相手と、無理に付き合うのは嫌だ。
- 誘いを断るためだけに、毎回うそを考えたくない。
- 返信が少し遅れただけで責められる関係には疲れる。
- 人の機嫌を直す役目を、いつも引き受けたくない。
- 乗り気ではない集まりに、付き合いだけで参加するのは避けたい。
- 自分だけが相手に合わせ続ける関係にはしたくない。
- 貸したお金のことを切り出せず、会うのが気まずくなるのは嫌だ。
- 本音を話すと笑われる場所に居続けたくない。
- 頼まれたことを全部引き受けて、自分の予定を後回しにするのはやめたい。
お金の使い方を振り返ろう
- 見栄を張るために、予算を超える買い物はしたくない。
- 使っていないサービスに、毎月お金を払い続けるのは嫌だ。
- 安いという理由だけで、必要のないものを増やしたくない。
- 支払日が近づくたびに、残高を見るのが怖くなる生活は避けたい。
- 内容を理解していない商品に、大切なお金を使いたくない。
- 人に勧められるまま契約し、後から条件を知って困るのは嫌だ。
- 家計を把握せず、何に使ったか分からないまま月末を迎えたくない。
- 無理な節約で、友人との食事を毎回諦めるのはつらい。
- ストレス発散の買い物で、翌月の自分を困らせたくない。
- 欲しいものを買うたびに、必要以上に自分を責めるのはやめたい。
時間の使い方を見直そう
- 目的もなくスマホを見て、休日が終わるのは嫌だ。
- 予定を詰め込みすぎて、移動中まで焦りたくない。
- いつでもできる用事を、締め切り直前まで残すのは避けたい。
- 他人の都合だけで、一日の予定を決められたくない。
- 待ち時間の長い用事を、何も調べずに引き受けるのは嫌だ。
- 朝から探し物をして、出発に遅れたくない。
- 趣味の時間を、空いたら取るという扱いにするのはやめたい。
- 明日の準備のために、毎晩寝る時間を削りたくない。
- 一度決めた予定だからという理由だけで、気の進まないことに時間を使うのは避けたい。
- 休む時間まで、何かを達成しなければと焦りたくない。
家事や暮らしの負担を減らそう
- どこに何があるか分からない部屋で、毎日探し物をしたくない。
- 食材を使い切れず、捨てるたびに後悔するのは嫌だ。
- 自分だけが家事の予定を考え続ける状態にはしたくない。
- 来客のためだけに、何時間も片付けに追われるのは避けたい。
- 使いにくい道具を、壊れていないからと我慢して使い続けたくない。
- 洗濯物をためすぎて、着たい服がない朝を迎えるのは嫌だ。
- 料理を頑張りすぎて、食べる前に疲れ切りたくない。
- 気に入っていないものに囲まれたまま暮らすのは避けたい。
- 全部きれいにしようとして、掃除を始めるのが嫌になりたくない。
- 捨てるか迷うもののために、収納用品を買い足すのはやめたい。
休み方や日々の習慣を考えよう
- 眠いのに動画を見続けて、翌朝後悔したくない。
- 食事を味わう余裕もなく、毎回急いで済ませるのは嫌だ。
- 疲れていることを認められず、予定を増やしたくない。
- 休憩すると怠けている気がして、休めなくなるのはつらい。
- 休日を全部家事で埋めて、休んだ気がしないまま月曜を迎えたくない。
- 周囲に合わせて、飲みたくないお酒を飲むのは避けたい。
- 空腹のまま作業を続けて、イライラしたくない。
- 自分に合わない生活習慣を、流行だけで取り入れるのは嫌だ。
- 何もしない日を過ごしただけで、無駄だったと決めつけたくない。
- 予定を断れず、一人で落ち着く時間がなくなるのは避けたい。
スマホやSNSとの距離を考えよう
- 他人の実績を見るたびに、自分を駄目だと思いたくない。
- 通知に反応して、やりかけの作業を何度も止めるのは嫌だ。
- 寝る直前まで、知らない人の口論を追いかけたくない。
- 投稿への反応で、その日の気分を決められるのは避けたい。
- 興味のない情報を、取り残されるのが怖いという理由で見続けたくない。
- 食事や景色を楽しむより、写真の見栄えを優先するのは嫌だ。
- 調べ物をしていたはずなのに、関係のない動画で時間を使いたくない。
- 確かめていない情報を、勢いで広めることには抵抗がある。
- 会っている人より、スマホの画面を見続けたくない。
- 発信しなければ忘れられると思い、無理に投稿するのはやめたい。
家族や身近な人との過ごし方を考えよう
- 大切な話を、忙しいという理由だけで後回しにしたくない。
- 言わなくても分かるはずと思い、不満をためるのは避けたい。
- 家族の前では、いつも元気なふりをしていたくない。
- 自分の予定を確認されず、休日の役割を決められるのは嫌だ。
- 家族だからという理由で、嫌なことまで我慢したくない。
- 相手の話を聞かず、正しいかどうかだけで判断するのはやめたい。
- 一緒にいる時間を、用事の連絡だけで終わらせたくない。
- 外で感じたストレスを、身近な人にぶつけるのは嫌だ。
- お互いの負担を話し合わず、片方だけが無理をする関係にはしたくない。
- 感謝しているのに、照れくさくて伝えないまま過ごすのは避けたい。
学び方や挑戦の仕方を見直そう
- 買った教材を開かないまま、次の教材を買いたくない。
- 失敗を見られるのが怖くて、興味のあることを諦めるのは嫌だ。
- 人と同じ速さで進めないだけで、向いていないと決めつけたくない。
- 目的がないまま、資格を取ることだけに追われるのは避けたい。
- 分からないことを、恥ずかしくて分かったふりをしたくない。
- 準備を完璧にしようとして、いつまでも始められないのは嫌だ。
- 一度うまくいかなかった方法に、意地だけでこだわりたくない。
- 勉強時間を増やすために、毎日の楽しみを全部なくすのは避けたい。
- 誰にでも合うという説明を信じ、自分に合わない方法を続けたくない。
- できなかった部分ばかり数えて、続けたことまで否定するのはやめたい。
自分の選び方を振り返ろう
- 世間体だけで、住む場所や働き方を決めたくない。
- 好きなものを、人に笑われそうだからと隠すのは嫌だ。
- 年齢を理由にして、試す前から選択肢を減らしたくない。
- 一度決めたことを変えるのは負けだと思い込むのはやめたい。
- 誰かの期待に応えるためだけに、大事な決断をしたくない。
- 過去の失敗を思い出すたびに、今の自分まで否定するのはつらい。
- 本当は困っているのに、大丈夫と言い続けたくない。
- まだ起きていないことを心配して、今日を楽しめなくなるのは嫌だ。
- 自分が納得している選択まで、他人と比べて後悔したくない。
- やりたくないことを全部なくすまで、何も始められないと考えるのはやめたい。
気になる例はあっただろうか。最初から100個を埋めなくても、まずは自分に当てはまるものを拾えばいい。
その際は「何が嫌なのか」も一言添えてみよう。「通勤が嫌だ」なら、満員電車なのか、移動時間の長さなのかで、考えられる対策が変わる。
書いたことをすべて今すぐやめる必要はない。まずは自分が減らしたい負担を知り、変えられそうなものを一つ選ぶところから始めてみてほしい。
なぜ「やりたくないこと」を書くのか?

ここからは、やりたくないことを書き出す理由を説明する。
「やりたくないこと」を書いたほうがいい理由はちゃんとある↓
「やりたくないことリスト」をおすすめする3つの理由
- 人生のムダが見える
- やりたいことに時間を回せる
- 自分の本音が見えてくる
順番に解説していく。
理由その①:人生のムダが見える
やりたくないことを書き出すと「これ、なんで今も続けているんだろう」というものが見えてくる。
惰性で続けている仕事、付き合いだけの飲み会、別に好きでもない習慣などなど。
頭の中にあるうちは流してしまうが、いざ文字にしてみると、自分がどれだけ不要なものを抱え込んでいたかが分かる。
人生の棚卸しみたいなものである。
理由その②:やりたいことに時間を回せる
一日は24時間しかない。
何かを増やしたいなら、先に何かを減らす必要がある。
たとえば「会社勤めをしたくない」と分かれば、転職や副業、フリーランスなどの選択を考えられる。
「嫌だ」で終わらせず、その原因を減らす方法まで考える。
すると、やりたくないことが行動のきっかけになる。
理由その③:自分の本音が見えてくる
最初は「太りたくない」「借金したくない」といった分かりやすいものが並ぶが、50個を超えたあたりから、徐々に、
「人に時間を支配されたくない」「他人の期待で生きたくない」
といった、自分でも意識していなかった本音が出てくるはずだ。
無理にでも絞り出していくことで、普段は奥に押し込んでいる感情まで見えてくる。
100個書く意味はここにある。
やりたくないことリスト100を書くコツ

以下からは、やりたくないことリストを100個書き上げるためのコツを3つ紹介する。
極端でもいいから書く
きれいな答えを書く必要はない。
「玄米を食べたくない」「水道水を飲みたくない」「朝早く起きたくない」
くらいでいい。
誰かに提出するものではないので、格好をつけても意味がない。
自分に質問してみる
思いつかなければ、自分に質問してみればOK。
- 会社員でいたいか?
- 都会に住みたいか?
- 飲み会に行きたいか?
- 毎日料理したいか?
答えが「NO」であれば、そのまま書けば◎。
逆にやりたいことを考えてみる
たとえば「フリーランスになりたい」と思っているなら、その裏には「会社に縛られたくない」という本音があるかもしれない。
やりたいことが先に浮かぶなら、一度それを裏返してみる。
すると、「やりたくないこと」も意外と見つかるはず。
私の「やりたくないことリスト100」の場合

実際に私もノートに書いてみた(汚い字で申し訳ない)
一部を抜き出すとこんな感じだ↓
yattaのやりたくないことリスト(一部抜粋)
- ガンコになりたくない
- 会社に勤めたくない
- 太りたくない
- 親に心配をかけさせたくない
- 言い争いをしたくない
- お金を貸したくない
- 恩を仇で返したくない
- 玄米を食べたくない
- 水道水を飲みたくない
- 他人の考えを押しつけられたくない
- 孤独になりたくない
玄米や水道水だけショボい感じがするが、こういうのでいい。
書いた後にやること

リストは、書くだけで終わらせず、実際の生活に反映させてこそ意味がある。
ここからは、やりたくないことを減らすために取るべき行動を順番に説明する。
優先順位を決める
まずは、「早くやめたい」かつ「比較的すぐ変えられる」ものから手をつける。
- すぐにやめられそうなことで、いち早くやめたいと思うこと=優先順位「高」
- すぐにやめられそうだが、急いでやめる必要がないもの=優先順位「低」
会社を辞める、引っ越すといった生活への影響が大きいものは、無理に急がなくてもいい。
実行期限を設定する
期限を決めないとズルズルと先延ばししてしまうもの。
実行するまでの期限まで決めてしまうのもひとつの手だ。
たとえば私の場合は、
- 会社に勤めたくない→フリーランスに転身=2024年1月
- 玄米を食べたくない→五分づき米に変更=2023年3月
- 水道水を飲みたくない→ウォーターサーバーを導入=2023年6月
という具合に期限をつけた。
振り返ってみると、フリーランスへの転身はかなり大きな決断だったと思う。
解決策まで落とし込む
たとえば「貧乏になりたくない」だけでは曖昧すぎる。
では、貧乏にならないためには何が必要なのか。
- 給料の高い会社に転職する?
- 住む場所を変える?
- 副業を始める?
ここまで細分化していけば、次に何をすればいいのかが見えてくる。
目につく場所にリストを置く
やりたくないことリストを書いたら、机の横に置いたり、スマホのウィジェットにしたりして、なるべく目に入る場所に置いておく。
せっかく書いても、見返さなければ普通に忘れる。
リストは定期的に見直す
やりたくないことは変わっていくもの。
冷蔵庫と同じで、放っておくと「なんでこれ取ってあるんだ?」というものが奥に溜まっていく。
リストも冷蔵庫も、古くなったものは定期的に処分したほうがいい。
なんで100個も書くのか?

100個書く理由は、自分でも気づいていない本心を見える化するためである。50個を超えるあたりから、「そういえば、これもずっと嫌だったな」というものが出てくる。
つまり、100個書くこと自体が、普段は意識していない本音を掘り起こす作業なのだ。
戦略・事業開発コンサルタントの秋山ゆかり氏も、以下のように語っている。
なぜ100個かというと、100個書くとなると、50個過ぎたあたりから、ものすごく考えたり、思いだしたりしないといけないので、自分が普段気づいていなかった自分の気持ちに出会えるからです。
引用:心の感覚の磨き方(3)好きなこと・嫌いなことを100個書き出す
https://artthinkingjapan.org/blog/652/
頭をひねって絞り出すからこそ、自分でも気づいていなかった本音まで出てくるのである。
やりたくないことを考える際に参考になる本3選
やりたくないことリストを書く際に、参考になる本を3冊紹介する。
やりたくないことはやらなくていい
ブレイキングダウン元代表のYUGO氏の本。
「やりたくないこと」をやらなくてもいい環境を、自ら作る大切さについて教えてくれる1冊。
しないことリスト
「がんばらないことをがんばってしまっていないか?」
心が軽くなる気づきを、いろいろと教えてくれる本。
非常識な成功法則
「目標を紙に書き、潜在意識に植え付けることで、成功に近づける」
スピリチュアルのようでそうではない、実践的な成功法則を多く学べる1冊。
まとめ

本記事の内容をまとめると以下の通り↓
- やりたくないことを整理すると、本当に大事にしたいことが見えてくる
- 書き出すだけでなく、ひとつずつ行動に移すことで生活が変わる
- 100個まで掘り下げることで、自分でも気づいていなかった本音にたどり着ける
自分の本心が見えると、やみくもに頑張る必要がなくなり、進むべき道がクリアになる。
いきなり100個が面倒なら、まず10個でもいい。今の生活で「もうこれは嫌だな」と思っていることを書いてみる。
人生が変わると言うと大袈裟だが、少なくとも「何が自分の邪魔をしているのか」は見えてくるはずだ。
今日はここまで


