国も副業を推奨しているのに、いまだに副業禁止な会社は多いですよね。
副業を始めようと思っていても「ばれたら面倒だな」と、二の足を踏んでいる人は多いのではないでしょうか?
そこで本記事では「会社にばれない副業5つ」と「副業が会社にばれない方法」を併せてご紹介します。
本記事を参考にして、サっと副業を始めて収入を増やしましょう。
本記事の内容
- 副業が会社にばれる原因
- 副業がばれない方法
- 手軽に始められる副業5選
賢く副業を始めて、少しでも生活資金の足しにしていきましょう。
会社に副業がばれてしまう原因
会社に副業がばれる主な原因は以下の3つです。
- 住民税が原因でばれる
- 年末調整でばれる
- 告げ口でばれる
ひとつずつ解説していきます。
住民税が原因でばれる
副業によって収入が増えると住民税が高くなるので、会社に副業がばれる可能性が高くなります。
何故ばれるのかというと、会社は社員の代わりに住民税を払ってくれているからです。
住民税は前年の所得によって税額が決まるため、給与が変わっていないのに住民税が上がっていたら「この人は副業で収入を得ているのでは?」と副業がバレてしまう可能性があるのです。
年末調整でばれる
年末調整で提出する書類の1つに「給与所得者の基礎控除申告書」があります。
その書類に「給与所得以外の所得の合計額」という項目があり、そこに副業の所得をそのまま記入すると副業がばれてしまう可能性があります。
「じゃあ書かなければいいのでは?」となるのですが、その後に確定申告できちんと撤回しておかないと脱税になってしまうので、ちゃんと書きましょう。
告げ口でばれる
同僚に告げ口をされて、副業がばれるケースもあります。
どれほど仲が良いと思っていても、仲が悪くなったときに副業の件を告げ口されることも十分に考えられます(というか、よくあります)
リスクを回避するためにも、副業をしていることを誰にも話さないことが一番でしょう。
副業が会社にばれない方法
では、会社に副業が知られないようにするためには、どのような対策を取ればいいのでしょうか?
以下の3つの対策がありますので、順番に解説します。
- 確定申告をする
- 住民税を自分で納付する
- アルバイトやパートはNG
確定申告をする
確定申告の第二表に「住民税・事業税に関する事項」という項目があります。
そこの「給与・公的年金等に係る所得以外の所得に係る住民税の徴収方法の選択」の「自分で納付(普通徴収)」に○を入れましょう。
こうしておくことで、住民税の納付書が会社の分と副業の分で分けて発行されるようになるため、会社に副業がばれる可能性が低くなります。
住民税を自分で納付する
住民税の徴収方法を「自分で納付(普通徴収)」にした場合、住民税申告の手続きが必要になります。
この住民税申告を知らずにスルーしてしまう方が多いのですが、それは脱税にあたるので注意してください。後々何かしらのペナルティを受ける可能性がありますよ。
「面倒だな...」と思うかもしれませんが大丈夫です。
住民税申告は確定申告をキチンと済ませていれば、その情報をもとに地方自治体が住民税額を計算してくれるので、あらためて住民税申告をする必要がありません。
ですので、多少面倒に感じても確定申告はしっかり済ませておきましょう。
アルバイトやパートはNG
そもそもアルバイトやパートの場合、それが副業・本業にかかわらず、特別徴収の対象になります。
特別徴収になると住民税が増加してしまうので、会社に副業がばれる可能性が高まります。
以上の理由から、アルバイトやパートは副業としてはオススメできません。
条件を満たせば普通徴収にできる場合もありますが、地域によって条件が異なる場合があるので、詳しくはお住まいの市区町村のHPを確認すると良いでしょう。
手軽に始められる副業5選
それでは、副業のばれる原因とその対策を解説したところで、ここからは手軽に始められる副業を紹介していきます。
- ポイ活
- Webライター
- ブログ
- NFTの作成・販売
- フードデリバリーサービス
ポイ活
ポイ活とは、ポイントサイトで広告などのタスクをこなしてポイントを集め、そのポイントを現金やギフト券に変える副業のことです。
基本的にこういったポイ活サイトで得た収入は雑所得になります。
ですので、ポイ活サイトで得たポイントを現金やギフト券などに交換する際、20万円を超えた場合はその時点で確定申告をしなければならないので注意してください。
気軽に始めやすいポイ活サイト
Webライター
Webライターはネット環境とパソコンさえあれば、すぐに始めることが出来るため、人気が高い副業です。
最初のうちは単価が安い仕事しか受けられないかもしれませんが、慣れてくれば単価の高い案件も狙えるようになり、自分のペースで仕事をコントロールできるようになってきます。
自分のペースで稼いでいきたいと考えている人にはおすすめの副業になるでしょう。
ブログ
本業とも両立しやすい副業として、ブログもおすすめです。
記事を書き続けることで文章力も上がっていくので、Webライターの仕事にも活かせます。
また、自身のスキルを伝えるポートフォリオにもなるので、むしろWebライターを目指すならブログ運営も一緒に始めるべきでしょう。
運用次第では、ブログでの広告収入も期待できるので、ブログを持っていない人はブログ運営を検討してみてもいいでしょう。
NFTの作成・販売
NFTとは簡単に言うと「替えの効かないデジタルデータ」のことです。
イラスト・アート、音楽、ゲームなどの様々なジャンルが展開されており、特にイラスト・アートはSNSでアイコンとして利用できるため人気が高いです。
イラストはアプリやペイントツールからでも作れるため、初心者でも手軽に始めやすいのでおすすめです。
あなたの描いたイラストが高値で購入される可能性も決して0ではありませんので、チャレンジしてみてはいかがでしょうか?
フードデリバリーサービス
ウーバーイーツをはじめとしたフードデリバリーサービスも、手軽に始められる副業として人気が高いです。
移動が多いので、運動不足も解消できて一石二鳥の副業といえるでしょう。
ただ、現状は都市部でないと大きく稼ぐのが難しい副業となります。
どうしても会社にばれるのが怖い場合は
副業を始めてみたいけど、やっぱり会社にばれたら怖い!と思う人は、次に紹介する手段も検討してみてください。
- 今より良い条件の仕事に転職する
- 今いる環境で突き抜ける
今より良い条件の仕事に転職する
現状の給与では満足できないけれど副業も抵抗があるという場合は、転職を検討する方が良いかもしれません。
ただし、今よりも条件の良い会社に転職するためには、当然ですが自らのスキルアップは必要不可欠です。
今の会社の待遇が気に入らないといった理由で、スキルも何も無い状態で転職活動をしても今より待遇の良い転職先が見つかる可能性はほぼ無いといっても良いです。
退職は目的ではなく、今より良い待遇の会社に転職するための手段であることを忘れないようにしましょう。
今いる環境で突き抜ける
ありきたりですが、会社の待遇に満足できないなら、今いる環境で誰よりも成果を出すしかありません。
成果を出すことでしか良い待遇を得られるチャンスは巡ってこないからです。
まとめ:利益を生む最初の一歩目を超えましょう!
今回は、副業がばれない方法や、ばれない副業ついて解説してきました。
副業を始める前は色々と考えてしまい、なかなか最初の一歩を踏み出せないかもしれませんが、副業をすることは国も副業を推奨しています。
副業・兼業の促進に関するガイドライン
平成30年1月、副業・兼業について、企業や働く方が現行の法令のもとでどういう事項に留意すべきかをまとめたガイドラインを作成しました。さらに、企業も働く方も安心して副業・兼業を行うことができるようルールを明確化するため令和2年9月にガイドラインを改定しました。さらに、副業・兼業を希望する労働者が、適切な職業選択を通じ、多様なキャリア形成を図っていくことを促進するため、令和4年7月にガイドラインを改定しました。
稼げなくて生活が苦しくても会社は助けてくれません。自分で考え、自分で行動する必要があります。
大きく稼ぐのは難しくても、副業収入で人生を豊かにするために、最初の一歩目を踏み込んでみませんか?
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今回は以上となります。