- やりたくないリストってなに?
- リストなんて作って効果はあるの?
- なんで「やらないこと」を書くの?
このようなお悩みを抱えていませんか?
結論からお伝えすると、やりたくないリストを書くことでストレスフリーな生活が手に入ります。
本記事の内容
- やりたくないことリストを書いたほうがいい理由
- やりたくないことリスト100の書き方
- やりたくないことリストの参考になる本を紹介
自分の行動を客観的に見ることで、何を優先すべきかがわかるようになりますよ。
なぜやりたくないことリストを書くのか?
そもそも「やりたいこと」ではなくて、なぜ「やりたくないこと」を書くといいのか?
「やりたくないこと」を書くべき理由は以下の3つがあります。
3つの理由
- 理由その❶:人生のムダを省くきっかけになるから
- 理由その❷:やりたいことに時間をかけられるから
- 理由その❸:自分の本心を知れるから
順番に解説しますね。
理由その①:人生のムダを省くきっかけになるから
やりたくないことリストを作るべき1つ目の理由は「人生のムダを省くきっかけになるから」です。
「やりたくないこと」を可視化することで、人生から排除すべきものが見えてくるようになります。
自分がやりたいことってなかなか見つからないですが、やりたくないことを挙げていくと案外見つかったりするので、おすすめですよ。
理由その②:やりたいことに時間をかけられるから
やりたくないことリストを作るべき2つ目の理由は「やりたいことに時間をかけられるから」です。
仕事にしろプライベートにしろ、なんとなく「気乗りしないな...」と感じながら行動していることは多くないですか?
「やりたくないこと」を可視化することで、本当にやりたいことが見つかって、そこに時間をかけられるようになります。
たとえば、バイトをしたくないなら、バイト以外でお金を稼ぐ方法を探すといった感じですね。
理由その③:自分の本心を知れるから
やりたくないことを100個も書いていると「あれ?何でこんなことやっているんだろう?」という部分が見えてきます。
なんてこともよくある話です。
やりたくないことリスト100を書くことで、やりたいと思い込んでいたことを断捨離して、本当にやりたいことを見つけるきっかけにもなるのです。
やりたくないことリストを100個書くコツ
いきなりやりたくないことを100個書こう!と言われても、どう書けばいいのか分かりませんよね。
以下からは、やりたくないことリストを100個書き上げるためのコツを紹介します。
極端でもいいから書いてみる
変に制限をかけないほうが書きやすいと思います。
たとえば「住む場所を失いたくない」みたいな極端なことでも構いません。
住む場所を失いたくないために何をすべきか?を掘り下げて考えていくと、おのずと「やるべきこと」が見えてくるからです。
自分に問いかけてみる
書くことに詰まったら、以下に挙げる問いかけを自分にしてみましょう。
- 飲み会に行きたいか?=飲み会に行きたくない
- 住むなら都会がいいか?田舎がいいか?=田舎に住みたくない
- 会社に勤めたいか?フリーランスがいいか?=会社に行きたくない
- どの家事が一番面倒臭いか?=トイレ掃除をやりたくない
こんな感じで、問いかけに大して「やりたくないこと」で答えるようにすると、結構思いつきやすいと思います。
逆にやりたいことを考えてみる
それでも、思いつかない場合は、逆にやりたいことを考えてみるのも1つです。
たとえば、やりたいことが「フリーランスになりたい」だった場合、やりたくないことは「会社員になる」でしょうか?
やりたい事の反対には、必ずやりたくない事が隠れているはずなので、自分の中の「やりたいこと」にうまく光を当ててあげることが大切です。
私の「やりたくないことリスト100」の場合
こんな感じでノートに走り書きしています(汚い字ですみません)
実際に私が書いた「やりたくないことリスト100」です。参考になるか分かりませんが、一応共有しときますね。
yattaのやりたくないことリスト(一部抜粋)
- ガンコになりたくない
- 会社に勤めたくない
- 太りたくない
- 親に心配をかけさせたくない
- 言い争いをしたくない
- お金を貸したくない
- 恩を仇で返したくない
- 玄米を食べたくない
- 水道水を飲みたくない
- 他人の考えを押しつけられたくない
- 孤独になりたくない
やりたくないことリスト100を書いた後にマストな行動5つ
せっかくやりたくないことリストを書いても、何もしなければ意味はありません。
やりたくないことリストを実現させるためには、次の5つの行動をとることが重要になります。
- 実行する優先順位をつける
- 実行するまでの期限を決める
- 書いたことに対する解決策を考える
- リストは目のつく場所に置いておく
- リストは定期的に見直す
順番に解説していきます。
優先順位をつける
まずは優先順位を決めることが重要です。
優先順位を決めないと「そのうちやればいいや」とズルズル先延ばしする可能性が高いからです。
優先順位の付け方は以下のとおり。
すぐにやめられそうなことで、いち早くやめたいと思うこと=優先順位「高」
すぐにやめられそうだが、急いでやめる必要がないもの=優先順位「低」
実行するまでの期限を決める
優先順位の次は、実行するまでの期限も決めてしまいましょう。
たとえば私の場合は、描きの目標の期限を以下のように定めました。
- 会社に勤めたくない→フリーランスに転身=2024年1月
- 玄米を食べたくない→五分づき米に変更=2023年3月
- 水道水を飲みたくない→ウォーターサーバーを導入=2023年6月
最近だと今年の1月にフリーランスへ転身したことが大きな決断でしたね!
書いたことに対する解決策を考える
やりたくないことを実践するための解決策を考えましょう。
たとえば「貧乏になりたくない」と書いたのであれば、
「貧乏になりたくない」→「安月給の職場にいたくない」→「条件の良い職場に転職したい」
と、考えを展開していきます。
上記の例であれば「貧乏になりたくない」ことの解決策が「今より条件の良い職場に転職すること」なので、〜年〜月までに〜会社に転職するといった目を立てることができます。
リストは目のつく場所に置いておく
やりたくないことリストを書いたら、机の横に置いたりウィジェットにしたりして、常に目に付くようにしておきましょう。
自然と目に入ってくるようにしていないと、リストを書いたことを忘れていたということ起こりがちです。
リストは定期的に見直す
「やりたくないことリスト」は、定期的な見直しが必要です。
見直した際に、過去に書いた「やりたくないこと」を実現できていることに気づけるかもしれません。
また、生活環境が変化することで「やりたくないこと」は変わるため、定期的に見直すことで、新たな「やりたくないこと」が見えてくるでしょう。
なんで100個も書く必要があるのか?
100個書く理由は、自分でも気づいていない本心を見える化するためです。
戦略・事業開発コンサルタントの秋山ゆかり氏も以下のように語っています。
なぜ100個かというと、100個書くとなると、50個過ぎたあたりから、ものすごく考えたり、思いだしたりしないといけないので、自分が普段気づいていなかった自分の気持ちに出会えるからです。
引用:心の感覚の磨き方(3)好きなこと・嫌いなことを100個書き出す
https://artthinkingjapan.org/blog/652/
頭をフル回転させて考えるからこそ、自分でも思いもしなかった本心に気づけるんですね。
やりたくないことリストを作る際に参考になる本3選
やりたくないことリストを書く際に参考になる本を3冊紹介します。
「やりたくないこと」を明確化することの大切さを教えてくれる本ばかりですので、ぜひ一度読んでみてください。
やりたくないことはやらなくていい
ブレイキングダウン元代表のYUGO氏の本。
やりたくないことを我慢するのではなく、やりたくないことをやらなくてもいい環境を自ら作る大切さについて教えてくれる本です。
しないことリスト
「がんばらないことをがんばってしまっていないか?」心が軽くなる気づきを、いろいろと教えてくれる本です。
非常識な成功法則
「目標を紙に書き、潜在意識に植え付けることで、成功に近づける」
スピリチュアルのようでそうではない、実践的な成功法則を多く学べる一冊です。
やりたくないことリスト100を書いてストレスフリーな人生を手に入れよう!
この記事を参考に「やりたくないことリスト100」を書くことで、あなたの人生からストレスが大幅に取り除けるかも知れません。
本記事の内容をまとめます。
- やりたくないことを書くことでやりたいことが見つかる
- 書くだけではなく、やりたくないことを実践しよう
- 100個書くことで自分でも分からなかった「本心」がわかる
自分の本心が可視化されると、何をすべきかの道筋が見え、闇雲にがんばる必要はなくなります。
目標を見つけて、がんばるべきことを、あなたのペースでがんばりましょう。
この記事が、今悩んでいる誰かの「気づき」になることを祈って。
今回は以上となります。